[Raspberry pi]WordPressでブログを公開する その1 

本記事の内容/出来るようになること

Raspberry Pi(Debian)をサーバーとして,
WordPressを導入してブログを公開する下準備
(ここまではブログに限らずWEBサーバー化の準備だけど)

⇒外部IPアドレスの実質的な固定,ドメインを取得する
⇒Raspberry PiのIPアドレスを固定する
⇒ポートフォワーディング設定をする

必要な物

・PC(説明にはWindows機を使用)
・ポートフォワーディングができる回線環境
⇒判定には ここ のサイトで自分のルータを検索してみてください
・Raspberry Pi [OS:Debian 9.4](既にOS導入済みとする)
⇒モニタ/キーボードが必要です。(SSH/VNCできるなら不要)

このブログ作って最初の記事は環境構築の備忘録を書こうー
と思っていたのでこの記事を書きました。

ブログ始めました記事にも書いたけど,
公開,運用にあたって最低限の知識,仕組みとして知っておかなくちゃいけない事だとか,
これはやらんと後々取り返しがつかないみたいなものが網羅されている記事が
世にあんま無いから僕の主観でまとめた物でも書こうかなと思う。

見出しにも書いてあるから大体察しはついてると思うけど
この記事(その1)ではRaspberry piを外部に公開するための下準備をする。だけどその前に,そもそもサーバーへの通信ってどう行われてるの?って言うのを簡単に確認しようと思う。
面倒くさがりだから一枚絵と付記する形で説明します。

※用語について
・WANは外部ネットワーク
・LANは内部ネットワーク
・外部IPアドレスは集合住宅の住所
・内部IPアドレスは集合住宅の部屋番号
・ポートフォワーディングは客と訪れる部屋番号を対応させる要素
⇒ポート番号とその通信を送りつけたい端末の内部IPアドレスの対応
みたいな認識でいいです。(細かいことを言うと違うんだけど)

下準備の内容をまとめると
ルータの外部IPアドレス/ポートを指定して通信するために
・ルータの外部IPアドレスを固定する必要がある
・指定したポートへの通信をブログのサーバーへ送る設定をする
・ブログのサーバーの内部IPアドレスを固定する必要がある
というわけです。

これらの作業,設定するのが本記事の内容になります。

ルータの外部IPアドレスを固定する

まず,最初にルータの外部IPアドレスを固定します。
基本的に,ルータの電源を落とすなどすると外部IPアドレスは変わることがあります。

外部IPアドレスが変わるとプログラムに記述/設定したIPアドレスをいちいち書き直さなくてはならないので固定の必要があります。
しかし,外部IPアドレスの固定はルータ/サービスによってはできないことが多く,あんまり簡単にできることではないです。

そこで,DDNS(Dynamic DNS)というサービスを使って,自分の外部IPアドレスをドメインと呼ばれる適当な文字列と対応するようにし,外部IPアドレスが変わっても対応関係を更新するようなサービスを利用します。(見かけ上は適当な文字列自体がそのまま変わらないのでIP固定と同義)

それでは以下から手順を説明していきます。

DDNSサイト:MyDNS.jp

に登録してドメインを取得します。 右上のメニューの Join Us から登録しましょう。適当に登録後,IDとパスワードが記載されてるメールが来るのでそれでログインしましょう。

ログイン後,左メニューのDOMAIN INFO を開きます。
ここでは外部IPアドレスを対応させる適当な文字列を指定できます。
この適当な文字列はブログのURLに関わってくるので
下品,卑猥,不快な文字列にするのは控えたほうがいいです。

※ちなみに本ブログでは https://raspberrypi422.mydns.jp/wordpress/
この色字部分がドメインになります。ちなみにこの青字の箇所は自分で任意に選んでいいです。変える場合は以降の記載を適宜変更してください。

早速登録してみます。
Domain:任意のドメイン名 例:raspberrypi422.mydns.jp
MX:変更なし
Hostname:ドメインから青字部分を除いたもの 例:raspberrypi422
Type:A(変更なし)

これでドメインは用意できました。
次にドメインと紐付ける外部IPアドレスを登録します。

ブログのサーバーをLANに抱合するルーターの回線で以下のサイトにアクセスしてください。※例えばスマホの4G回線でアクセスしてはダメです。

IPアドレス確認

あなたの利用しているIPアドレス に表示されているのがあなたのルータの外部IPアドレスです。一旦これをメモしておきます。

MyDNSに戻って,左メニューのIP ADDR DIRECT を開きます。
IPv4 Address,Mode:先ほどメモしたIPアドレス
IPv6 Address,Mode:変換無し
と入力します。これでドメインと外部IPアドレスが紐つきました。
外部IPアドレスの固定はここまでで終わりです。

Raspberry PiのIPアドレスを固定する

今までの作業で,WANからルータへアクセスするまでの設定できました。
ここからはWANから来た通信をLAN内でどう取り扱うかの設定になります。

WANから来た通信をLAN内のどの端末に振り分けるかを決めるポートフォワーディング(ポート開放)をするためには,こちらも振り分け先の端末の内部IPアドレスを固定しなくてはいけません。外部IPアドレスの変動と同じで,内部IPアドレスが変動する都度設定し直さなくてはならないからですね。

しかし,内部IPアドレスは外部IPアドレスとは異なり,アドレス自体の固定は基本的にできます。
※外部IPアドレスは43億個の内を使うとはいえ,世界の誰しもが使い,取得するアドレスなので簡単に固定できない一方,内部IPアドレスはLAN内で識別するために振り分けられた番号なので。

早速固定します。GUIでIPアドレスを固定してもいいのですが,
これからCUIでの作業が増えてくるので慣れておきましょう。

まずはルータのIPアドレスを調べます。ルータのLAN内のWindowsPCのコマンドプロンプトでipconfigしましょう。デフォルトゲートウェイと書かれている箇所の数列がルータのIPアドレスです。これをメモします。

次にRaspberry pi のターミナルを開きます。
※必要な物に書いた前提通りのOS:Debian 9.4 であるものとします。

ifconfig
#無線ならwlan0 有線ならeth0の項を見る
#見た箇所のinet の数字をメモする。内部IPアドレスをこれに固定する
sudo nano /etc/dhcpcd.conf
#最下部に以下を書き加えて Ctrl+O(保存),Ctrl+X(閉じる)する

interface wlan0             #有線ならeth0,無線ならwlan0と適宜変更する
static ip_address=          #さっき調べたRaspberry pi の内部IPアドレスを記述
static routers=             #さっき調べたルータの内部IPアドレスを記述
static domain_name_servers= #さっき調べたルータの内部IPアドレスを記述

#これは僕のRaspberry pi の場合の設定例
interface wlan0
static ip_address=192.168.100.15/24
static routers=192.168.100.1
static domain_name_servers=192.168.100.1

これで内部IPアドレスが固定されるようになります。

ポートフォワーディング(ポート開放)

ここを参考にして自力でやってください。
KAGEMARUINFO

ここで,443通信をルータの内部IPアドレスと対応させてください。

丸投げで申し訳ないんですが,ルータによってホント手順が違うので全部を包括的に書くのは無理です。。。僕のWebCasterV130についてならかけるし例えばこんなもんよと書いてもいいけど・・・
記事の内容全部について受け付けてますが相談に乗ります。
twitterかDiscord,Mastodon,またはこのブログのコメントで質問してください。

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